佐藤愛子を模倣し、野坂昭如の「火垂るの墓」時代を題材にした完全オリジナル長編小説『灰の味――或る少年の季節』第八十章・第八十一章

目次

第八十章 灯の呼び名──影が兄をやめさせなかった朝

 翌朝、少年は、胸の内側で「誰かに名前を呼ばれた」ような気配で目を覚ました。

 耳には何も聞こえない。

 布団の上には誰もいない。

 だが、鳩尾のあたりで小さく灯が揺れ、その揺れ方が、

 まるで「おい」とか「ねえ」とか、

 そういう呼びかけの形をしていた。

 節子の灯が、背骨の奥でふっと身をよじる。

 ——いつまでも“節子の灯”って呼ばないでよ。

 そんな、すこし呆れたような気配があった。

 少年は布団の中で固くなった。

 灯には灯の名前がある。

 そう思うと、自分が勝手に「節子」「あの子」「妹」と

 何重にも呼び塗ってきたことが、

 急に厚ぼったい服のように感じられた。

 ——じゃあ、なんて呼べばいい。

 問いかけると、灯は答えない。

 代わりに、鳩尾の灯がふっと膨らんで、

 少年自身の名前を探してくるような揺れ方をした。

 戦中も戦後も、

 少年はたいてい「お兄ちゃん」とか「兄ちゃん」とか、

 家でも近所でも、

 役割の名前で呼ばれることが多かった。

 本当の名前は、

 いつも後回しにされてきた。

 ——灯の名前。

 ——おれの名前。

 ——兄じゃない呼び名。

 胸の中で、いくつもの呼び方が

 ゆっくりとぶつかって、ほどけていく。

 節子の灯は、背中のほうで黙っていた。

 黙ったまま、

 「兄」という言葉だけを、

 なかなか手放さないようでもあった。

 

■影の道で、削られた名札を見る

 学校へ向かう影の道を歩いていると、

 校庭につづく柵の一本に、

 小さく削られた板切れがぶら下がっているのが目に入った。

 焼け残った木を切って作った名札らしい。

 だが、そこに刻まれていたはずの文字は、

 ほとんど削り落とされていた。

 かろうじて「○○組」と読めるものの、

 名前の部分は、

 刃物で何度もなぞられた痕跡だけが残っている。

 少女がいつの間にかそばへ来て、

 その板を指で押さえた。

「“削った名前”だね」

「誰の?」

「名前を呼ばれたくなかった人の。

 あるいは、呼ばれた名前が

 自分じゃない気がした人の」

 板切れは、

 風に揺れるたびカチカチと音を立てる。

 そこに刻まれていた名前を、

 少年は知らない。

 消した本人も、

 もう覚えていないのかもしれない。

「戦争の途中でね、

 “お父さん”とか“兵隊さん”とか、

 役目の名前ばかり増えて、

 元の名前がどこかへ行った人がたくさんいるの」

 少女は静かに言った。

「灯もおんなじ。

 “妹の灯”とか“かわいそうな灯”とか、

 役割の名前をたくさん着せられると、

 本当の呼び方が分からなくなる」

 少年は胸に手を当てた。

 自分が抱えてきた灯に、

 どれだけ役目の名前を貼りつけてきたか。

 ——節子のかわり。

 ——罪滅ぼし。

 ——守るべきもの。

 そう呼ぶことで、

 灯のほうも、

 自分自身の名前を言い出せなくなっていたのかもしれない。

 

■黒板の字が「名乗れない生活」を書き出す

 教室に入ると、

 黒板には今日の字が書かれていた。

 ■名

 子どもたちのあいだに、

 いつもより深い沈黙が落ちた。

 出席をとられるたび、

 自分の名前が呼ばれる。

 それは生活の一部でありながら、

 戦争と飢えで歪んでしまった行為でもあった。

 教員は黒板を軽く叩いた。

「今日は、“名”について考える」

 少年の鳩尾の灯が、

 自分の番を待つように揺れた。

「名前とは、

 役目のことではない。

 家族の中の呼ばれ方でもない。

 『そもそもそうである』ものにつける印だ」

 教室に、

 かすかなざわめきと戸惑いが走る。

「戦争中、多くの者は

 『兵隊』『母』『子』『兵器工』などと、

 役目で呼ばれた。

 名前で呼ばれる場面は減っていった。

 役目が果たせなくなった者は、

 “名乗る場所”を失った」

 教員は黒板の隅に一行書き足した。

 ——名を呼ばれなかった生は、どこへ行くのか。

「今日は、“名前で呼びたかったのに呼べなかった人”を書け」

 少年は、

 ペン先を握る指が震えるのを感じながら書いた。

 ——節子を“妹”じゃなくて、

  いちどでいいから本当の名前で呼びたかったこと

 彼女の名は、

 戦後のあわただしさの中で、

 葬式のときの戒名に追い越され、

 本名の音が遠くなりかけていた。

 少女も紙を見せた。

 ——母を“お母さん”じゃなくて、

  女の人としての名前で呼んでみたかったこと

 二人の文字は、

 役目でしか呼ばれなかった人々の、

 もうひとつの顔を探していた。

 

■炊き出しの列で、名前の代わりの呼び方が行き交う

 昼、炊き出しの列へ向かうと、

 いつもの若い母親の姿があった。

 赤ん坊の熱は、

 昨日よりいくらか引いたらしい。

 母親は列に立ちながら、

 後ろの老婆と何か言葉を交わしていた。

「ねえ、“おばちゃん”」

 母親がそんなふうに呼ぶと、

 老婆はわざとむっとしたような顔をした。

「おばちゃんじゃないよ。

 あたしにもちゃんと名前がある」

 青年が鍋の向こう側で笑う。

「じゃあ、なんて呼べばいいんですか」

「……それは、まあ、

 今度紙に書いて渡すから」

 老婆はそう言って、

 照れくさそうに視線をそらした。

 「おばちゃん」「お母さん」「あの人」。

 役目や関係で呼ばれ続けてきた人間たちは、

 本当の名前を口にするタイミングを

 とうに逃していた。

 だが今、

 炊き出しの列の中で、

 それを取り戻そうとする

 ぎこちない笑いが生まれ始めている。

 少年の胸の灯が、

 そのやり取りに合わせて揺れた。

 ——節子も、ほんとは

 ——“節子”って呼ばれたかったよね。

 そんな言葉が喉元までこみ上げたが、

 声には出せなかった。

 代わりに、

 心の中で、

 そっと呼んでみる。

 ——節子。

 名前の音は、

 胸の中で一度砕け、

 それから灯のほうへ吸い込まれていった。

 

■釜戸の前で、灯が“兄ちゃん”を拒む

 家に戻ると、

 釜戸の灰の上に、

 昨日よりひとつ灯が増えていた。

 節子の灯。

 前に出た灯。

 跡から生えた灯。

 そして、

 よく見ると、

 ひとつの灯が、

 小さく二つに枝分かれしている。

「これは?」

「“呼び名を嫌がった灯”だよ」

 少女が言った。

「嫌がった……?」

「うん。

 『妹の灯』とか『かわいそうな灯』って

 言われるたびに、

 少しずつ形を変えて逃げてた灯」

 枝分かれした片方は、

 どこか節子の笑い方に似た揺れ方をしている。

 もう片方は、

 誰のものとも分からない、

 ただの小さな光の粒だった。

「“兄ちゃん”って呼ばれるの、

 本当は好きじゃなかったでしょう?」

 少女が唐突に言った。

 少年は口をつぐんだ。

 兄という役目は、

 たしかに自分の一部だった。

 だがそれは、

 節子の死と引き換えに

 固まってしまった肩書きでもあった。

「灯もおんなじ。

 “亡くなった妹の灯”にされるの、

 たぶん好きじゃなかったと思うよ」

 節子の灯が、

 背骨の奥で、

 怒っているのか笑っているのか分からないふうに揺れた。

 少年は、

 釜戸の前で小さく頭を下げた。

「……すまん」

 謝罪は、

 灯に向けたのか、

 妹に向けたのか、

 自分自身に向けたのか、

 自分でも分からなかった。

 ただ、

 枝分かれした灯の片方が、

 少しだけ形を柔らかくしたように見えた。

 

■影の輪で、少年の名前がやっと呼ばれる

 夜、影の輪へ向かうと、

 輪の中心の空席に座っていた灯は、

 昨日よりも輪郭がはっきりしていた。

 半分だけ座っていたはずの灯は、

 今は「半歩分」深く腰を下ろしている。

 それでもまだ、

 完全には座りきっていない。

 背もたれの影は、

 灯の明るさを嫌がらず、

 その輪郭を支えていた。

 少年が輪の外縁に立ったとき、

 少女が不意にそこから声をあげた。

「ねえ、“お兄ちゃん”」

 いつもなら、それで呼ばれたと分かる。

 だが、今日は続きがあった。

「……じゃなくて、

 あなたの本当の名前、教えて」

 少年は、

 思わず足を止めた。

 この焼け跡で、

 自分の名前を尋ねられたのは、

 いつぶりだっただろう。

 “兄ちゃん”としてではなく、

 一人の人間として。

 名前を口にするのが、

 すこし怖かった。

 それでも、

 胸の灯が「言え」とせがむように揺れた。

 少年はゆっくりと、

 自分の名前を言った。

 家で、

 節子がたまにふざけて呼んでいた、

 あの音の並びを。

 言葉は夜の空へ抜けていき、

 輪の中心で一度だけ反響したような気がした。

 少女は、その名前をそのまま繰り返した。

 役目ではなく、

 兄でも子でもなく、

 ひとりの人間の呼び名として。

 背もたれの影が、

 その音に合わせて揺れた。

 輪の中心の灯もまた、

 少年の名前のほうへ

 わずかに身を乗り出した。

——兄ちゃん。

——でも、それだけじゃない。

 節子の灯が、

 背骨の奥で小さく笑った。

 少年は輪の縁に腰を下ろし、

 自分の名前が、

 この焼け跡の夜空のどこかに

 やっと“居場所”を見つけたことを感じた。

 灯には灯の呼び名がある。

 影には影の呼び名がある。

 自分にも、自分の呼び名がある。

 どれも、

 役目だけではない。

 灯の分け前のように、

 呼び名もまた、

 世界のあちこちに

 少しずつ分散していくのかもしれない。

 少年は胸に残った灯に、

 静かに呼びかけた。

 ——節子。

 そして、

 自分自身にも、

 さっき口にしたばかりの本当の名前を

 心の中でもう一度つぶやいてみた。

 灯も影も、

 その呼び名たちを嫌がらなかった。

 夜はまだ深く、

 焼け跡の闇は濃い。

 それでも、

 名を呼ばれた灯と少年の胸には、

 確かな温度が残っていた。

第八十一章 灯の帰り道──影が見送りだけをした夜

 翌朝、少年は胸の奥のゆらぎが、いつもより“帰ってくる”気配を帯びていることに気づいた。

 これまでは、灯が胸の内から外へ向かってにじみ出ていくような気配ばかりだった。

 釜戸の前の灯も、影の輪に半分だけ腰掛けた灯も、みな「外へ行く」ための震えをしていた。

 だがその朝、灯の揺れは逆だった。

 ——戻る。

 ——戻りたい。

 そんな、ほのかな引力を帯びていた。

 節子の灯は背骨の奥でゆるく身を起こし、

 まるで「戻っておいで」とでも言うように、

 少年の胸のほうへ光を寄せた。

 それは慰めではなく、

 命令でもなく、

 ただの“場所の提供”のようなものだった。

 少年は布団の中で、

 胸を手で押さえた。

 灯が外で何かを見て、

 胸へ帰る必要を感じているらしい。

 ——帰るって、悪いことではないんだな。

 そう呟くと、

 灯が鳩尾のところでわずかに熱を帯びた。

 

  • ■影の道に“戻ってきた足跡”が増えていた

 学校へ向かう道に出ると、

 いつもの影の線の中に、

 “同じ場所を往復した”複数の足跡が重なっている箇所が目に入った。

 少女が線の交差をじっと見つめて言った。

「“帰り道の重なり”だね」

「帰り道?」

「うん。

 灯が外へ行って、

 でも、胸に戻りたいって思ったときに

 必ず踏む道」

 重なった足跡は、

 行きの足跡より深く、

 戻るときのほうが重たかったことを示している。

「外で過ごすのは疲れるからね。

 戻る灯は、

 いつも“重い足音”になっちゃうんだよ」

「戻るって……」

「逃げることじゃないよ」

 少女はそう言い、

 足元の濃い影を指で押さえた。

「戻りたい、と言える灯は、強い灯だよ。

 外で“自分の名前”が揺らぐと、

 胸に帰ってもう一度、

 自分を言い直したくなるの」

 少年は胸の奥が熱くなるのを感じた。

 節子の灯も、

 かつてはこの重たい“帰り道”を

 何度も踏んだのだろうか。

 影の道の重なりは、

 過去と現在の灯の往復を、

 無言で記録していた。

 

  • ■黒板の字が“帰る意味”を裂くように立っていた

 教室に入ると、

 黒板には今日の字が書かれていた。

 ■帰

 少年は目をみはった。

 灯の揺れと、

 朝の胸の感覚と、

 影の道の足跡の重なりが、

 一つの字に吸い寄せられたようだった。

 教員は黒板に背を向けたまま言った。

「帰るとは、逃げることではない。

 戻ることでもない。

 “歩き直すこと”だ」

 クラスが少しざわついた。

「帰宅でも、帰村でも、帰還でも、

 ただの逆戻りではない。

 一度外へ出た自分が、

 新しい自分を連れて元の場所へ座り直すことが“帰”だ」

 少年は胸に手を当てた。

 自分自身もまた、

 節子が死んだ夜から

 ずっと帰っていなかったのではないか。

 家に帰っても、

 胸に帰っていない。

 胸に戻ったつもりでも、

 名前は戻れていない。

 ——帰る場所を、自分が壊したままだった。

 教員は言った。

「今日は、“帰れなかった場所”を一つ書け」

 少年は書いた。

 ——節子の死んだ布団の前

 二度と戻れなかった場所。

 ずっと避け続け、

 胸の奥で汚れのように

 こびりついていた場所。

 少女も紙を見せた。

 ——母の寝ていた布団のすぐとなり

 二人の文字は、

 戦後の生活の折れ目に残された

 帰りそこねた場所を照らしていた。

 胸の灯が、

 ゆっくりとそこへ

 帰りたがっているのが分かった。

 

  • ■炊き出しの列で、“帰りたい人”の座る場所が空いていた

 昼、炊き出しに向かうと、

 若い母親が列のすぐ横にある石に腰を下ろしていた。

 もう立てないほど疲れた、

 という雰囲気ではない。

 ただ、

 列には戻りたくても

 すぐには入れない何かがあるようだった。

 老婆が近寄り、

 彼女の隣に腰を下ろした。

「今日は、並ばないのかい」

「……戻りたいけど、

 うまく足が出ません」

 母親は苦笑した。

「親たちの前に立つの、

 まだちょっと怖くて」

 老婆は何も言わず、

 ただ一度だけ頷いた。

 すると、列の中の男が言った。

「ここ、空けとく。

 戻りたくなったら入れ」

 ざわつきはなかった。

 文句も出なかった。

 “帰りたい人のための隙間”が、

 何も言わずに柔らかく空いたのだった。

 少年の胸の灯が、

 その光景に寄り添うように揺れた。

 ——帰れない日は、帰れない。

 ——でも、待ってくれる場所がある限り、帰れる日が来る。

 節子の灯が、

 背中の奥で優しく燃えた。

 

  • ■釜戸の前で、灯が“胸に帰る準備”をしていた

 家に戻ると、

 釜戸の灰の上で灯たちが揺れていた。

 節子の灯。

 前へ出た灯。

 枝分かれした灯たち。

 跡から生まれた灯。

 それぞれが、

 今日は妙に静かだった。

 少女が一歩踏み出して言った。

「今日はね……

 灯の“帰り日”みたい」

「帰り日?」

「胸に帰る灯はね、

 外でついた埃や息を落としてから戻るの。

 ほら」

 少女が指した先で、

 灯のひとつがゆっくりと揺れ、

 灰の匂いをまとったまま

 鳩尾のほうへ向かい始めていた。

 胸の奥が、

 熱に似た痛みで満たされる。

 ——帰りたい。

 ——帰りたい。

 灯の震えが、

 まるで喉の奥で泣いているようだった。

 少年は言った。

「……戻ってこい」

 その小さな声が、

 焼け跡の家の中の空気を震わせた。

 灯はゆっくりと

 少年の胸の中へ戻っていった。

 ただし、

 すべてではない。

 胸に戻ったのは灯の“半分”で、

 残りの半分は釜戸の上に残っていた。

「全部は帰れないの?」

「全部は戻らないよ」

 少女が言った。

「外で見たものも、

 外に置いてきたものもある。

 あれは灯の“外の分”。

 胸に戻るのは“胸の分”。

 分かれたままでいいの」

 少年は、

 胸の灯が戻った部分の重さを

 静かに抱きしめた。

 

  • ■影の輪が“帰る場所”を守っていた

 夜、影の輪へ向かうと、

 昨夜の空席はそのまま残っていた。

 誰も座らず、

 誰も埋めようとしなかった席。

 灯が帰りたくなったときのために

 空けてある席。

 輪の中心にあるのに、

 いちばん触れられない席。

 少女がふわりと輪の縁に座り、

 少年を見た。

「節子、今日は何も運んでこなかったよ」

 つまり今日、

席に座るのは灯ではなく、

 帰ってきた灯を連れた少年自身なのだ。

 少年は空席の前に立つと、

 胸に戻った灯が、

 熱でも痛みでもない新しい震えをつくった。

 帰った灯は、

 座りたがらなかった。

 席に座るより、

 少年の胸にとどまりたがった。

 輪の中心の空席は、

 “灯のための席”であると同時に、

 “灯が帰るまで待つ席”でもあったのだ。

 少年が席に背を向けて座ると、

 背もたれの影が

 そっと彼の背を支えた。

 少女が言った。

「ほらね、“帰り”は見送りだけでいいの。

 迎えなくていいし、

 追い出さなくてもいい」

 背中を預けた影の中に、

 節子の気配があった。

——帰るのは、悪いことじゃない。

——帰りたい日のために、席は空けておくもんだよ。

 胸に戻った灯が、

 鳩尾で深く呼吸をはじめた。

 戻った灯、

 残した灯、

 影に預けた灯――

 どれも、

 少年の世界を照らす

 ひとつの“帰り道”だった。

 焼け跡の夜風が吹き、

 少年は胸の灯の温度を確かめた。

 足元の影が、

 ゆっくりと輪の中心へ戻っていく。

 帰り道の気配を抱えて。

(第八十二章につづく)

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